茎ワカメに含まれるアルギン酸とは?
アルギン酸は、海藻からしかとれない栄養素で、茎ワカメには特に多く含まれています。これには、整腸作用、コレステロールの低下、高血圧の抑制、ガン細胞の増殖阻止作用などがあります。
茎ワカメに多く含まれるフコイダンとは?
食用となる海藻には、紅藻類、緑藻類、褐藻類の3種類あります。このうち、フコイダンは褐藻類にしか含まれていないと考えられています。褐藻類には、ワカメ、コンブ、モズクなどがあり、もちろん茎ワカメにもフコイダンは含まれています。
比較的最近になって、フコイダンの健康効果が判明しています。研究結果によれば、フコイダンを含む食品を摂取することで、NK細胞活性が亢進し、ガン細胞の増殖が抑制され、ガン患者への治療にも有効ということが示唆されています。また、免疫増強作用やコレステロール低減作用、血圧・血糖値上昇抑制作用など、多くの健康効果が認められています。